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パワハラは負のスパイラル!パワハラがはびこる要因とパワハラから逃れる方法を解説します。

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パワハラにあったことがありますか?

といっても、パワハラって自分では案外気がつかなかったりします。

今回は、

  • パワハラを受けたときにあらわれる心身の変化
  • パワハラがはびこる原因
  • パワハラから逃れる方法

を、私の過去体験を交えて解説します。

パワハラを受けるとどうなるか

上司が暴言を吐く!など、わかりやすいケースならまだしも、本人も気がつかないようなパワハラは厄介です。

じわりじわりと無意識下で心と体を蝕んでいくので、気づいたときには心身をかなり病んでしまっています。

隠れパワハラを受け続けると、心と体に現れる特徴は3つあります。

パワハラによる心身の変化1 恐ろしいほどの自己否定

「自分の能力が低いから悪いんだ。」

こんな考えに至ってしまう人は要注意です。

私の場合、まさにこれでした。

なぜこんな風に考えてしまったのか?それは、客観的に自分を見られなかったからです。

パワハラ上司は意図的に人目を避ける状況を作り出していました。会議室等の個室に呼び出され、そこで1対1の状況で、延々とダメだしをされました。

第三者の目を無くし、ネチネチとダメだしを受け続けていると、心身共にどんどん毒されていきます。

現在パワハラかもしれないと悩んでいる人は、とにかく1対1の状況は、なんとしても避けましょう。

1対1の状況になることは危険です。

パワハラによる心身の変化2 パワハラ上司をみると動悸がする

上司から名前を呼ばれると、体がビクッと反応してしまい、動悸が早まりました。

町中で、前方に上司そっくりのシルエットをした人が歩いているのを発見したら、おもわず隠れてしまうほど動揺している自分がいました。

相手を見るだけで動悸がする状況ですから、冷静に考えると仕事上で上司とうまくやっていけるはずがありません。

体から拒絶反応がでるほど、かなり精神的に追い詰められていました。

パワハラによる心身の変化3 判断能力が鈍る

このころ、会話のキャッチボールがうまくできないほど判断能力が落ちてました。

友達と会うと「大丈夫?」と言われることが多く、相当な憂鬱さが顔にでていたようです。

友達の話を聞いている間もボーっとして、話が全く頭に入ってこなかったです。

降車駅を間違えて乗り過ごし、遅刻してパワハラ上司に嫌味を言われ、「自分はダメなやつだ」という気持ちにとらわれるわで、本当に負のスパイラル状態でした。

パワハラはなぜはびこるのか?

なぜパワハラがはびこってしまうのでしょうか?

もちろん上司そのものに問題があるのですが、理由はそれだけではありません。

そこには会社自体の問題があります。

パワハラがはびこる要因1 人事配置ミス

パワハラが横行する原因に、実力がないのに上司というポジションにつかせているという人事配置のミスがあります

中途入社でいきなり上司という、ある程度権限のある立場からスタートするので、実際に働き始めて実力不足だと判明するケースが多いです。

実力不足の人材を採用してしまった人事側も、その事実を認めないので、少なくとも1年は上司の配置変更はないでしょう。

ただ、やはり現実は厳しいです。実力がないのに上司というポジションについていると、その上司も組織の中で徐々に厳しい立場へと追いやられていきます。

私が体験したパワハラ上司は、仕事で目に見えた実績がないため、かなり焦っていました。

パワハラがはびこる要因2 パワハラ上司がパワハラを受けている

パワハラ上司の上にも上司がいます。そしてパワハラをしてしまう上司もさらに上の上司からパワハラを受けていました。そうなるとフラストレーションは弱い立場の人間へとリレーのバトンのように渡されていきます。

私の場合、パワハラ上司は課長という立場の中間管理職だったので、さらに上に部長がいたのですが、この部長が曲者でした。

面倒な仕事を一手に課長に振っていたので、課長としてもとても仕事がやりにくかったのでしょう。そこに一番弱い立場の私がいたので、ストレスを吐き出す格好の餌食となってしまいました。

今となって思い出してみれば、パワハラ上司もつらかったんだろうなと感じます。が、パワハラを受けているときは、そんな風に客観的に状況を考えられる余裕はありませんでした

パワハラから逃れるには?

パワハラから逃れるための、具体的な解決策は4つです。

パワハラ回避策1 部署異動を申し出る

部署異動はもっとも平和的解決方法です。

まずは、社内で移動できそうな部署がないかリサーチしましょう。聞き取り調査が大事です。

日常生活でも、少し大げさなくらい「●●部の仕事に興味がある。ゆくゆくは●●部に異動したい」ということを広めていきましょう。地道な広報活動が必要です。

気を付けることは「パワハラにあっているから異動したい!」というネガティブな理由を伝えるのは避けることです。あくまでも「別の部署の仕事に前々から興味があった」など、前向きな建前を用意しておきましょう。

ただ中小企業など人手不足の会社の部署異動は、別の誰かとトレードした人事配置となります。ですので、すぐに実現する可能性は低く長期戦になることを覚悟する必要があります。

その間に心身の健康状態を損なう恐れもあることから、部署異動による回避策は実際のところあまりおススメできません。

パワハラ回避策2 人事を巻き込み全面戦争する

回避策2として、人事部に直接交渉を行うという方法があります。

現部署は、そもそもパワハラ問題の当事者の立場でもあるので、客観的な判断を下しつつ部署異動を後押ししてくれるとは限りません。しかし、人事部はパワハラ問題には敏感に反応します。

パワハラによる退職者がでるというのは、会社にとっては大きな損害であり、人事部の評価にもつながるからです。

人事との交渉をスムーズに行うにあたっては、事前準備が重要ですまずは上司のパワハラを時系列にメモに残すなど、記録を取りましょう

その記録を持って人事に相談をすることになるので、なるべく客観的に、自分の感情をはさまずに事実を淡々と記録しておくことが重要です。

【NG例】
つらかった」「悲しかった」などの感情を記録

【OK例
〇月〇日に個室に呼び出しを受ける。「あなたは一体なんの仕事をしているんですか?あなたの役割はなんですか?」と開口一番質問される。返答できず。私が仕事で充分な価値を提供できていないということを1時間にわたり説明された。などの事実を記録

事実だけを時系列に淡々と記録しましょう。組織において感情的になることは百害あって一利なしです。

全面戦争の結果、自分ではなく上司が部署異動することも充分ありえます。

この場合、部署異動となった上司から恨まれる可能性が高く、社内で顔をあわせることもあるため、その後も気まずい状況は続きます

思い切った割り切りが必要です。

パワハラ回避策3 休職する

回避策3は、物理的にパワハラ上司と距離を取るために休職するという手法です

具体的には、病院で診断書を書いてもらい、傷病手当金をもらいつつ休職の手続きを取ります。

傷病手当金により、金銭的にすぐに無収入になることはありません。

Q:心の病気で休業した場合、その間の生活保障はあるのでしょうか?

A:健康保険組合の被保険者は、所定の申請書に医師の労務不能という意見及び事業主の不就業日数とその賃金についての証明をもらって申請すると、連続3日の休業(待機期間という)後の4日目から1年6か月(退職後も含む)までは標準報酬日額の2/3に相当する傷病手当金が支給されます。企業の手当や他の公的給付が支給されている場合は、その分が減額されます。業務上疾病の場合は、労災保険からの休業給付があります。身体の病気も同様です。
引用:https://kokoro.mhlw.go.jp/qa/#qa-341

パワハラを受けている人は、全面戦争する気力を失っていることが充分に考えられます。その場合、ひとまず休戦し、失われた気力と本来の自分を取り戻すことが先決です。

本当に精神を病んでしまう前段階で自分を守りましょう。

期間限定の対処療法に過ぎませんが、まずはパワハラにより低下している判断能力を、正常な状態に戻すことに努めましょう。

休職期間は、今後の自身の働き方を見つめ直すいい機会にもなるでしょう。

パワハラ回避策4 退職する

上記3つのパワハラ回避策を講じても効果が無かった場合は、サッサと退職するのが賢明です

正直なところ、これが一番の回避策だと思います。

そもそもパワハラ上司が上司としての地位を得ているということは、会社で一定の評価を受けているという事です

会社は、自分に対してパワハラしてくるような人を評価しているという現実を見つめてください。

そんな会社が、自分にとって本当にいい会社なのでしょうか?

逃げるのが一番賢明な行為といえるかもしれません。

回避策1から3を講じられないような会社は、辞めるにあたってもパワハラしてくる可能性があります。「申し訳ない」などといって義理立てすることなく、退職代行によって交渉することなく逃れるのが賢明でしょう。

失業保険というインフラもありますので、とにかく、くれぐれも無理はしないようにしましょう。大事なのは自分自身の心身の健康です。

まとめ

以上、パワハラを受ける事であらわれる心身不調、パワハラが生まれる組織的背景、そしてパワハラ回避策を4つ紹介しました。

本来、会社は利益を生み出す仕組みであり箱にすぎません。箱の中では、自分の与えられた役割をきっちり行うのが自分に課せられたミッションであり、それ以上でもそれ以下でもないはずです。

役割をこなせなければ降格すればいいだけの話であって、パワハラが存在していい理由にはならないんです。

結局、パワハラが発生するという事は、上司だけでなく組織そのものに問題があるんですよね

そして当たり前ですが、一個人が上司や会社組織を変えることは不可能です。環境を変えるのが一番手っ取り早いです。結局人は環境の奴隷なんですよね。

現時点でパワハラに悩んでいる方は、無理せず、自分の人生を一番に考えた行動を取りましょう。

パワハラによって仕事の本来業務に集中できない状況では、自分の貴重な時間がもったいないです。時間は有限です。

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この記事を書いた人
U-ROOm

システム開発会社にて、バックオフィス全般を担当する会社員です。

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