副業

二足のわらじは二足ともはけ!藤子不二雄A著「まんが道」は副業ブロガーのバイブルです!

会社員として副業でブログを書いていると、もどかし~い気持ちになるときってないですか?

ブログ書きたいけど、会社から帰るとヘトヘトで疲れちゃってよ~。

専業ブロガーと比べると、圧倒的に使える時間が限られる副業ブロガー。日中の会社員仕事で気力が消耗してしまう副業ブロガーには、気力の充電が必要です

今回は、そんな副業ブロガーに向け、充電効果の高い漫画をご紹介します。大御所漫画家の新人時代の奮闘記録「まんが道」です!副業ブロガーには、つき刺さる部分がたくさんあると思うので、ぜひ最後まで読んでほしいです。

本当に神漫画です。

親友・わずか1日で会社を辞める

「まんが道」は、ハットリくんでおなじみの漫画家・藤子不二雄A先生の自伝的漫画です。ドラえもんでおなじみの藤子F不二雄先生と二人三脚でマンガ家をめざしていくストーリーです。

主人公の満賀(まが)と、親友の才野(さいの)。二人は子どものころからマンガがだいすきで、マンガを通して仲良くなりました。

富山の片田舎に拠点を置く二人は、高校を卒業後、まずは就職して会社員しながらマンガ家をめざします。ところが・・・

出典:「まんが道」中央文庫コミック版4巻より

才野が、わずか1日で会社を辞めてしまいます
ショックを受ける満賀さん。続けて才野さんはこういいます。

「あしたから会社へいくのはやめて、家でマンガに専念する!」

会社員としてのスタートの日に、親友であり同志というかなり近しい存在が、一日にして会社を辞める。ものすごいハードな会社員一日目を経験する満賀さんです。

そりゃあ、できれば専業で行きたいけどよ~、それがなかなか難しいからなんとか会社員やっていこうと思ってんじゃあねえか

と自分に言い聞かせてた矢先です。

会社を辞めるという事は背水の陣。後ろは崖です。前に進むしかない。

二人で一人の合作まんが家である満賀さんと才野さんは、専業と副業と、それぞれ違う形でマンガ家を目指すことになります。

主人公・専業と副業のズレを感じる

専業と副業では、使える時間や経済的な状況、生活の背景が全く違います。

満賀さんと才野さん、少しずつマンガへの情熱にズレが生じ始めます

出典:「まんが道」中央文庫コミック版4巻より

満賀さんの気持ち、痛いほどわかります・・・仕事が忙しいと、本当にへとへとになっちゃいますよね。まさに充電切れの状態です。

満賀さんと才野さんは、マンガへの向き合い方にも変化があらわれます。会社員の仕事でヘトヘトの満賀さんは、夜9時には就寝します。その頃才野さんは、マンガのアイディアを立てるために、机にかじりつくのでした。

こうしてどんどんと、才野さんとのズレを感じる満賀さんなのでした。

これもすごくわかる・・

それでも、心にともる「まんが道」の炎は消えなかった

会社員仕事に気力を削られ、マンガに書けられる時間も少ない満賀さん。

ですが満賀さん、その後もまんが家になるという夢をあきらめずに、最終的に夢をかなえます。

なぜそれができたのでしょうか?ポイントは2つです

背中をおしてくれる人の存在

出典:「まんが道」中央文庫コミック版5巻より

これはでかいです。やっぱり背中を押してくれる人がいるのといないのとでは大きな違いです。満賀さんみたいに可愛い彼女がこうやって背中を押してくれるのはうらやましい~、とおもいきや・・

実はこのシーン、満賀さんの妄想です(笑)

イメージトレーニングは大事ですよ。

本当に背中を押してくれたのは、会社の上司の虎口部長(男)でした

なんだよ~。彼女じゃねーのかよ!?

はい。会社の上司です。男です。おっさんです。

虎口部長は、仕事の稼働時間にコッソリとマンガを描く満賀さんを𠮟責した後、大監督の黒澤明のエピソードを話します。黒澤明は助監督時代、仕事が終わった後、下宿先でほとんど一睡もしないで、自分のシナリオを猛然と書きまくっていたそうです

助監督という仕事はとても過酷な重労働で、ほとんどの助監督は家に帰ると倒れるように眠ってしまいます。しかし黒澤明は寝る間を惜しんで、シナリオを書き続けます。

なぜかというと、寝る時間しか自分のシナリオにかける時間が取れなかったからです

そして虎口部長は、次の名言を言い放ちます。

出典:「まんが道」中央文庫コミック版5巻より

 

「二足のわらじは二足ともキチンとはくように努力するんだ!」

 

でたよ!名言じゃねえか!!!

副業ブロガーには、泣けるシーンですね。さすがに、寝ないのは厳しいですが、こうして応援して背中を押してくれる人の存在は本当に大事だと痛感するシーンです。

一緒に頑張る同志の存在

そして満賀さんがマンガへの情熱を失わなかったもう一つのポイント。

それはやっぱり才野さんの存在でしょう。

本当は、自分一人でもマンガを完成させられるほどの実力がありながら、ちゃんと満賀さんの見せ場を作ってくれる思いやり。しかも上から目線でもなく、「困ってるんだよ」と演出しつつ、満賀さんの存在の大切さも伝えています。

出典:「まんが道」中央文庫コミック版5巻より

専業の才野さんも孤独だったんだと思います

戦後まもない頃に、田舎で仕事をせずマンガ家を目指すというのはなかなか理解されない行為だったでしょう。才野さんにとっても満賀さんの存在は本当に大きかったんだと思います

同じ志を持つ人間ってのは、専業と副業の垣根を超え、共に貴重な存在なんですよね。

出典:「まんが道」中央文庫コミック版5巻より

てことで、副業ブロガーの皆さん!一緒に頑張りましょう。

SNSでつながれる今の時代は、何かを挑戦するには本当にいい時代だと思います。

Twitterでハッシュタグを使ってツイートすれば、どこにいても、同じ志を持つ人をすぐにつながれますよね。

積極的につながりを持ち、会社員仕事で失われた気力を取り戻していきたいですね!

以上、まんが道の紹介を終わります。この他にもクリエイターには刺さる部分や参考になる部分がたくさんあるので、もっと知りたい!読みたい!という方は、ぜひ読んでみてください!

 

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