会社員をやりつつ、クラウドワークスで副業を始めて早や半年。
だんだんと案件の目利きができるようになってきました。
ただ、始めたばかりのころは、そんな目利きができるはずもなく、とにかく案件を受注したい一心で行動していました。なので、後になって首をかしげたくなる案件だと感じることも多かったです。
クラウドワークスは、誰でも簡単に登録できるサービスです。なのでやっぱり変な案件も多いです。変なワーカーもだろうけど・・・(お互い様ってことで)
今回はクラウドワークスで受注する際、避けるべき案件の特徴3選をおおくりします。
これからクラウドワークスを始める初心者の方の参考になれば幸いです。
それでは、スタート!
クラウドワークス・怪しい案件の3つの特徴
怪しい案件には、明らかに怪しい特徴が3つあります。順に解説していきます。
怪しい案件その1 募集見出しに「簡単」「誰でもできる」と書いてある
すべてが怪しいとは言い切れませんが、「簡単」とか「誰でもできる」という甘い言葉が募集見出しに書かれている場合は要注意です。
募集見出しは、ブログでいうなら大見出しにあたる部分です。クリックしてもらえるかどうかを決める超重要部分ですよね。
同じように、クライアントは数ある案件の中からワーカーに自分の募集ページを見てもらう必要があります。
そのため募集見出しにはワーカーに対して、応募への心理的障壁を取り除くテクニックがちりばめられています。
特にクラウドワークス初心者は「簡単」「誰でもできる」という文言が入っていれば、即座に飛びつく可能性が高いでしょう。
ただ、これが罠だったりします。
全っつ然、簡単じゃないんだけど~(;´Д`)ハァハァ
どんだけ時間がかかっているんだ(;´Д`)ハァハァ!
ということも多かったです。
怪しい案件その2 「実績」をうたっている「プロジェクト形式」案件
初心者はとにかくクラウドワークス上での受注実績がほしい。「その2」は、そんなワーカー心理をついた、クライアント側の巧みな初心者ワーカーホイホイ戦略です。
どんな戦略かを説明するために、ちょっとだけクラウドワークスの案件説明を!
クラウドワークスの案件には「タスク形式」と「プロジェクト形式」があります。
それぞれの特徴は、
・即作業開始可能
・作業は極めて簡単→よって低報酬
・受注実績としてカウントされない
・たくさんの応募者の中からクライアントに選ばれなければ仕事できない
・案件の難易度は大小さまざま(ライティングからシステム開発と多岐に渡る)
・報酬額はピンキリ
・実績としてカウントされる
初心者は実績という言葉に弱いです。(私もそうでした)
「実績」それはあまい蜜の味
怪しい案件は、この心理を巧みに利用してきます。
案件の内容は、簡単かつ誰でもできることに加え、募集見出しの中に「実績になります!」と甘い罠を仕掛けてあります。しかも大量募集なので、受注確率は限りなく100%!
タスク形式とプロジェクト形式のおいしいとこ取りの案件です。
怪しい案件その3 外部のコミュニケーションツールへの誘導(LINE)
原則クラウドワークスでは、クライアントとワーカーのやり取りはクラウドワークス上のメッセージ機能を使って行うことになっています。
2021年現在は、クラウドワークス上でサービス外連絡申請をして承認を得なければ、外部連絡ツールを使ったやり取りは禁止されています。
サービス外連絡申請が承認されている正規のルートをとっている場合であっても、なぜわざわざ外部連絡ツールでのやり取りが必要なのか、いまいち不明な案件があります。
クラウドワークス上でメッセージのやり取りすればよくね?
最も怪しいのがLINEへの誘導です。LINEは電話番号に紐づけないとアカウントが作れません。
クラウドワークスで実際に怪しそうな案件に応募してみた
ってことで、上記の3つの特徴を踏まえた案件に実際に応募してみました。
・仕事内容「質問・アンケート」を選択
・依頼形式「プロジェクト形式」を選択
↓
抽出された案件から、以下の単語が入っている案件を抽出
「カンタン」or「実績」
↓
募集人数100人以上の案件に絞る
↓
その中から1件をピックアップし応募(*´σー`)テヘ
で、実際に応募してみたところ、早速チャットワークに誘導され、さらにそこからLINEに誘導されました。
なんで、そんなまどろっこしいことをやるんだ?
だったら、チャットワークでいいじゃねえか。
ノンノンノ~ン( ゚Д゚)σ異議アリ
LINEは電話番号と紐づいていますからね~。
つまり捨て垢の可能性は低く、リスト取りには最適なツールなんですよ。
ってことで、対策として、
で対応しました(笑)
こんなところで、会社員としてのメリットがあるとはな~!?
会社員さまさまじゃねえか!
でもやっぱり、安全とは言えないので
そもそもやらないほうがいいでしょう。
数回にわたって送られてくるアンケートは、バリバリのセールスライティングを使用しており、最後に送られてきた文面の末尾に記載されたメッセージは
行動しましょう!
と呼びかけるものでした。
なので、
行動したくなりました!
と回答してみました(´∀`*)テヘ
全アンケートが終わったら、最後に次のメッセージが送られてきました。
今ならこの商品が
〇〇〇,〇〇〇円(6桁)→〇〇,〇〇〇円(5桁)に!
限定〇日!急いでチェケラッ!
こちらに関しては華麗にスルーして、案件は無事終了しました。
クラウドワークスで怪しそうな案件を受注して思ったこと
今回の案件は、初心者クラウドワーカーに、クラウドワークスで稼ぐための情報商材を売るべくリスト取りを行う、という裏の目的があったように思われます。
【ターゲット】初心者クラウドワーカー
【目的】初心者クラウドワーカー向けに、クラウドワークスで稼ぐための情報商材を売りたい
【戦略】「カンタン」「実績になります」をうたった案件で初心者ワーカーを集めよう!
こんな営業戦略もあるんですね~。いろんな営業手法があってビックリします。
最近は、このやり方が使い古されてきているのか、クライアントに対するワーカーからの評価ページには「単なる商材への誘導ですね!」といった書き込みもちらほら。
まあまた新たな営業手法は開発されていくのでしょうけどね。
結論として、案件そのものは違法行為でも危なくもなんでもなかったです。
終了後に、ゴリ押し営業LINEがしつこく送られてくるでもなく、本当に静かに案件が終了しました。実績「1」も無事カウントされました。
ただ、わずかばかりの報酬をゲットするために、数回にわたるセールス文を読み込み、返答するという作業は、おもったよりもかなり面倒なものでした。
貴重な時間を1分1秒でも無駄にしたくない副業ワーカーは避けたほうが無難でしょう。
時間と報酬額の費用対効果は見合わないと感じました。(実績「1」は得られます)
まとめ
以上、クラウドワークスの案件で、全力で避けるべき怪しい募集案件の特徴3つを解説しました。
「カンタン」かつ「実績になります」という文言には、何かしらクライアント側の目的があると考えたほうがいいでしょう。
やはり、地道にコツコツできることから実績を積み上げて、徐々にクラウドワーカーとしてレベルアップしていくのが、なんだかんだで一番の近道なんでしょうね。
まずはコツコツ習慣化!ってことで、メンタリストDaiGoさんの本でしめたいと思います。
(ぶっちゃけ読んでないけど汗)
▼クラウドワークスは、こちらから登録できます。